健康目線からのセックスの話

のの鍼灸室 性の話

「セックス=ただの快楽行為ではなく、東洋医学では“気血の循環”の大事な養生」

と言う事をご存知ですか?

言い辛い事 と、言いますか、

公の場ではタブーな話

あえて、ブログに書く ということで、

何か皆様のお役に立てるのではないか?

と、考えます

セックス、性 のお話。

実は、東洋医学の教科書や文献には、

セックスの事、沢山載ってます

セックスと言う表現ではなく、東洋医学では、

セックスの事を「房事」と言います

しかし、今回は 房事 と言う表現より、

なじみのある言葉 セックス でブログを書かせていただきます

東洋医学的にみた“性と身体”の関係

1. 精(せい)の停滞

  • 腎(じん)に宿る「精(生命エネルギー)」は、セックスや生殖と深く関わる
  • セックスをしない → 精の発散や循環が滞る
  • 結果 → 気力不足・老化の加速・腰や膝の弱り につながる

2. 気血の滞り

  • 性行為は「気血の流れを活性化」させる作用がある
  • しなさすぎる → 血の巡りが悪くなり、冷え・むくみ・頭痛・生理不順 などの不調が起こりやすい

3. 情志(こころ)の停滞

  • セックスは「心身の交流」とされ、精神の安定にも寄与する
  • 不足すると → 孤独感・うつ傾向・イライラ につながることがある

4. 陰陽のバランス崩れ

  • 男女の交わりは「陰陽の調和」を象徴する行為
  • 長く途絶えると陰陽の偏りが強まり、ホルモンバランスの乱れ・性機能低下 につながるとされる

一方で…

東洋医学では「度を過ごすセックス」も問題とされます。

  • 過度なセックス → 精の消耗 → 腎虚 → 早老・不妊・腰痛
  • つまり “しなさすぎ” も “しすぎ” も不調を生む、バランスが大切とされるのです。

文献や、教科書には「房事過多」と言う表現でよく、登場いたします


✨ まとめ

東洋医学的にセックスをしなさすぎると:

  • 精が滞り → 気力不足・老化の促進
  • 気血の巡りが悪くなり → 冷え・頭痛・生理不順
  • 心理面で → イライラ・孤独感
  • 陰陽のバランスが崩れ → ホルモン不調

要するに「身体も心も巡りが悪くなる」というイメージです。

まとめると…セックスレス自慢は不健康自慢かも?ですね

日本人は 秘め事と位置づけられているセックス

海外では、夫婦間のセックスレス問題は、カウンセラーを交えて、ディスカッションして

ちゃんと、夫婦間で解決しよう!と言うスタイル

日本人の夫婦と海外の夫婦では、性に対しての重要性、位置づけの温度差を感じますよね

以下の文書は完全に余談ですが

変態と言う表現がありますよね

英語圏で「ヘンタイ」と言っても通じるの、ご存知ですか?

これは、日本人の「変態」が英語圏でも「ヘンタイ」で、通じるようになってしまった!

と、言う説があります

いやー…暗いですね 暗いけど性に関心がある民族…

まさに、ヘンタイですかね(笑)

もっと、性に対してオープンになったり

性生活はとても、大切な事 と言う感覚になれば、日本人はもっと健康になれるのかも?しれません(笑)

ヘンタイではなく、まじめな性の悩みと言う位置づけに

なると、私も、もっと患者様に対して、子宮や卵巣、睾丸などの

お話しやすいんだけど…

なかなか、難しい感覚ですね

やっぱり、今のところはブログだけにしておこうかな(笑)

のの鍼灸室では、性のお悩みはもちろんの事

子宮、卵巣、男性の方も!お悩みウェルカムですよ